勤務時間は何時間?ライフスタイルに合わせて選ぼう

長距離担当のドライバーは待機時間を含め10時間を超えることも

運送会社や物流会社に勤めるドライバーの働き方は、勤め先によって大きく異なるため、就職活動中に自分のライフスタイルに合わせて働けるか慎重に判断する必要があります。特に、全国の顧客や取引先のもとを回る長距離担当のトラックドライバーは、待機時間を含めて1日あたりの勤務時間が10時間を超えることも少なくありません。また、高速道路が混雑したり、事故のために道路が通行止めとなったりする場合には、勤務後に自宅に帰れなくなるケースもあります。そうした中、長距離担当のドライバーの仕事に関心がある場合には、各社の平均的な一日の勤務時間を比較するのはもちろんのこと、機会があれば現役のドライバーに職場を決める時の注意点についてアドバイスを求めると良いでしょう。

契約やパートのドライバーなら短時間勤務もできる

契約やパートのトラックドライバーは、日給制や時給制が採用され、正社員よりも一日あたりの勤務時間が短い傾向が見られます。そのため、トラックドライバーの仕事が初めての人や、収入にあまりこだわらない人は、契約やパートの雇用形態の求人を中心に探すのがポイントです。大手の運送会社や物流会社の中には、契約やパートのドライバーが無理なく働けるよう、週に2日程度の勤務を希望できるところや、一日の勤務時間が4時間から6時間程度に設定しているところもあります。その他、残業や休日出勤の有無については、勤務先の正社員のドライバーの数や時期、顧客のニーズなどに大きく左右されるため、気になることがあれば採用面接のときに担当者に尋ねておきましょう。